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「豪快! 両国夢想」第6話「神なるもの」その43 [小説]

「三狼!」
稲村ガ崎の西に広がる
七里ガ浜の砂の上に
しめ縄でぐるぐる巻きにされたルーズベルトが
ベタベタと稲生を封じるお札を貼られまくって転がっている。
「上陸部隊はあらかた片付いた」
と叫ぶ三狼(さぶろう)の隣にはタチアナ、
そしてその背後の護岸堤の上には、
ふたりの配下、狼部とヴォスネンスキー鬼兵団の猛者たちが
ずらりと並んでいる。
「ルーズベルト--ッ!
きさまぁ………、
このマウントラシュモア5の面汚しめッ!」
顔を真っ赤にして怒ったワシントンが、
七里ヶ浜に向かおうとするのに
頭上から結繪が斬りかかる。
140221i2 のコピー.jpg
「言ったでしょ? これ以上の侵攻はさせないって」
反射的に指揮杖で受けたままワシントンの顔色が急に冷めていく。
「--私としたことが思わず熱くなってしまったな…」
そう呟いたワシントンの姿が一瞬かき消えたかと思うと、
稲村が崎要塞の脇で萌の救助作業をしている蓮華王のコクピット付近に姿を現す。
作業員を突き飛ばすと、
乗っていた萌を引きずりだし、
その首に腕を回してネックロックをかけてしまう。
「どうだ、これで再び形成逆転というわけだな?」

つづく
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moe

makimakiさん おはようございます。
ご訪問&nice! ありがとうございます♪
by moe (2014-03-22 06:11) 

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